米国知的財産権日記

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エンタテイメントな大統領選

ちょっと書きましたが、ほんとに大統領選がおもしろいです。ちょうどブッシュの初戦のとき(民主党がゴアでしたね)もアメリカにいましたが、この時期はつい、CNNを見まくってしまいます。

友人が欧米人と話していたときに、あるアメリカ人が「なぜ日本人は政治に興味をもたないんだ?」と言ったのに対して、私の友人が「アメリカ人だっておもしろいから見てるだけで、ドラマとかを見るのとノリは同じ。政治に興味があるわけじゃない。」と言い返したら、周りのヨーロッパ人から拍手喝采を浴びたそうですが(えらい!)、それはその通り!本当に、エンタテイメントとしておもしろいんですよ。

4日間にわたってそれぞれ行われる民主党大会、共和党大会なんかも、各党の大統領候補の生い立ちなんかを紹介して、ノリは結婚式の披露宴ですな。つい、「へー」「ほー」と見ちゃう。だから、日本でも、日本の首相の出身大学とか知らなくても、オバマ候補がハーバード・ロースクールで初の黒人のLaw Review Editorだった、とかは知られちゃうかもしれんですな。(オバマ候補は黒人、黒人、と言われてますが、お母さんは白人でお父さんがケニア人ですね。)

今回の大統領選の極めつけはなんといっても、共和党の副大統領候補、サラ・ペイリン氏でしょう。いやあ、共和党、やってくれます。なんておいしいネタを提供してくれるんでしょう。アメリカでは、ペイリン氏のかけてる眼鏡と同じタイプのフレームがバカ売れしてるらしいですよ。おいおい。。。

あと、いろんな人が出てきてディベート(討論)をします。日本人は討論がヘタ、というのは通説で言われていますが、じゃあ、アメリカ人がうまいか、っていうと。。。。これも単に一般論にすぎないことがこういう機会に良く分かります。結局、人の話を聞かないで相手がしゃべろうが言いたいことは全部言う、そしてコマーシャルに突入あるいは時間切れを狙う、という戦略か!?と思う人が、たっくさんテレビに出てます。もちろん、「ひょえー、この人、頭いいっ!」って思う人もいますよ?でも、全員がそういうわけじゃなくて、ほんとに、とにかくしゃべる、論理が支離滅裂だろうがしゃべる、という人もたくさんいるわけです。こういうのを見てると、アメリカ人はディベートが上手、というのは明らかに一般化しすぎだとよく分かります。まず、ディベートって何?という定義をすべきでしょうね。言いたいことをとにかくどんな障害にもめげずに言う、ということであれば、確かにウマイ。(私は個人的には相手の話をゆっくり聞いて、相手が息切れしたところで一言で止めをさすタイプのほうが好きです。こういうことを言うと、性格の悪さが出てる、といわれるんですけど、そうかなあ???)

そうそう、ペイリン氏といえば、彼女のあだ名は「バラクーダ」。バラクーダはみなさんご存知かと思いますが、肉食性のもんのすごい獰猛な魚ですよね。怖い、って。。。高校時代にバスケットボールをしていたそうですが、あまりのアグレッシブさからついたあだ名だとか。そのため、共和党大会の最後には「バラクーダ」の曲がかかってました。すごいなー。彼女が出てきてからhockey momというのも良く見ます。これはsoccer momと同じで、子供のアイスホッケーやサッカーの試合に応援にいって、子供より興奮してものすごいアグレッシブな応援をするお母さんですね(笑)。通常はsoccer momのようですが、ペイリン氏はアラスカの人なので、サッカーじゃなく、ホッケー。あと、やっぱり獰猛な種類の犬である「ピット・ブル」もペイリン氏の形容として使われてます。うーん、すごい、すごすぎます。

私にとってはこういう色んな表現を覚えるためだけでも選挙戦を見るのはおもしろいです。日本の政治では見られないような、ほんとに連ドラなみのおもしろさ。言うこと、すること、ほんとに見てて飽きないんですよねぇ。とりあえず、11月の選挙が終わるまで、私のCNNチャンネル率は高い日々が続くのです。。。
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by suziefjp | 2008-09-09 07:12 | アメリカ生活

知的財産権のお話を中心に、たべもののこと、アメリカのこと、いろいろお話ししていきますね♪


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