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米国知的財産権日記

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Warts and all

弁護士費用見積もりの話が続いてますが、今日はプレジデント・デイの祝日なのでマジメな話はちょいとおいといて。。。

アメリカでは日本と違って祝日でも会社が休みとは限りません。会社によって、この祝日は休みになる、ならない、というのが違うので、大体1年の最初に「今年の祝日はこの日です」というのが総務から通知されます。どこの会社も休みになる祝日は、1月1日、独立記念日、レイバー・デイ、感謝祭、クリスマスくらいかと思います。大体、年間10日弱くらいの祝日が設定されて、あとは全部年休で補います。だから、年休を使ってやっとこさ、日本の祝日+お盆+年末年始に追いつくか追いつかないか、という感じで、実は日本ってお休みが多い国なんだというのはアメリカで日系企業以外で働く人が大体最初に驚かれるところかと思います(日系企業は日本の親会社にあわせて夏とか年末年始にクローズするところもたまにあるみたいです)。

で、今日のプレジデント・デイはウチの会社はお休みだったのですが、いきつけの皮膚科のお医者さんが営業(?)してまして。で、休みだしちょうどいいや、ってことで予約して行って来ました。指に小さいイボができちゃってて、これをとりたいなー、と。イボの治療は、液体窒素で瞬間冷凍しちゃうのがメジャーかと思います。私の場合、とっても小さいイボだったので、液体窒素につけた綿棒でイボをちょいちょい、としてやっつけてもらいました。ちなみにイボは英語でwartといいます。wartは移るので、ウチのダンナは「絶対地下鉄で移されたんだよ!」とか力説してます。NYの地下鉄で掴まるポールとか、あまり素手ではさわらないように気をつけてるんだけどなあ。。。触った後はすぐ消毒するとかもしてるのに〜〜(涙)

ところで、wart を使ったおもしろい言い回しは「warts and all」。「欠点も全部含めて、君を愛してるよ!」なんてのは「I love you warts and all」という言い方です。そうか、wartsは欠点なのかー。これ以外にも、たとえば中古の不動産を買いたい、ちょっと修理が必要な部分があって、問題も多々あるけど、うーん、この物件いいなあ、やっぱ買っちゃうか!なんてのは「I'll get it warts and all」です。

私のwartは液体窒素で凍らせてやけどみたいにしているので、この後水ぶくれになるか、あるいはこのままとれちゃうか、で、2週間くらい様子見です。うーん、やっぱなんかうっとおしいのでwarts and allな気にはならない。。。早く取れてくれたらうれしいなー。
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by suziefjp | 2014-02-18 04:14 | えいご | Comments(0)
最近は特許侵害訴訟案件とかでもアメリカの弁護士事務所からあらかじめコスト見積もりを取ることがかなり普通になってきたかもしれません。特に日本のお客様の場合、殆どのケースでコスト見積もりを複数事務所からとって、で、事務所を選ぶ、ということをしておられるかと思います。今回のテーマは「アメリカの法律事務所からのコスト見積もりの取り方」です。

皆さんが訴えられちゃった特許侵害裁判対応のコスト見積もりをもらうのはそれほど難しくありません。受け取った訴状を弁護士事務所に送れば多分見積もりを出してくれると思います。侵害品と主張された製品の情報を少し下さい、と言われるかもしれませんが、その程度でしょう。ただし「見積もり」といっても「トータルいくらで」という見積もりは難しくて、おそらく裁判のこの段階までで和解したら、大体いくら、さらにこの段階まで進むといくら、公判まで行っちゃうといくら、という段階別のコスト見積もりをくれるかと思います。
特許非侵害や特許無効の鑑定書をとりたい、という場合はもう少し複雑です。まず無効鑑定書の見積もりだと、無効鑑定を書いてもらう対象特許を知らせます。で、コストを下げる方向で考えるなら、その特許のどの請求項についての無効鑑定、というところまで絞るのが良いでしょう。たとえば、独立請求項についての無効鑑定、という絞り方もあります。対象の請求項数が増えれば増えるほど、コストはアップすると思います。もし自分たちですでに先行技術資料を持っているなら、「この先行資料がこの特許の第○請求項を無効化するか鑑定して欲しいのだけどいくらかかりますか」という見積もり依頼になります。この場合、依頼を受ける弁護士事務所側で「先行調査をしなくて良い」という理解でのコスト見積もりが得られます。また、アウトプットを書面でもらうか、口頭でもらうか、でもコストが変わります。万一に備えて、ヤバイ結果は書面で残したくない(+コスト削減)、ということであれば「まずは電話会議で口頭鑑定結果をもらうところまでのコストはいくらですか」と依頼するのが良いでしょう。口頭による結果が好ましいものであれば、その段階で「今回の口頭結果を書面の鑑定書にしてもらうにはあといくらかかりますか?」と聞けば問題ありません。
もし、依頼先の弁護士事務所で先行技術調査をやってもらう場合、どうやって先行技術調査を実施するのか、先行調査分だけの費用でいくらくらいかかるのか、を確認するのもおすすめです。皆様もご存知かと思いますが、先行技術調査を請け負う会社がたくさんあります。依頼先の弁護士事務所が先行技術調査を外注するのか、あるいは事務所の若手弁護士が米国特許庁に出向いてそこで先行調査をするつもりなのか、によってもコストが変わるかと思います。どちらのアプローチがいい、というのは一概には言えないのですけど、先行技術調査請負会社のアウトプットはかなりムラがあるケースが多いような気はします。依頼先の弁護士事務所が特許庁に近い場所なら(ワシントンDC、ボストン、ニューヨークなど)費用対効果を考えると弁護士さんが米国特許庁に出向いてそこで先行調査をしてくれるほうが良い場合も結構あるかもしれません。見積もりの段階では、「外注したらいくら」「自前でやったらいくら」という二通りの見積もりをもらっておくのが良いかもしれませんね。あと、先行技術調査をお願いするにしてもある程度重要な「キーワード」や「特許所有者」などに心当たりがあるなら、先行調査においては「こういうキーワードを使ってくれ」とか、「この企業の特許は必ず見て」とか、そういう指示をしておくほうがいいです。
そしてアウトプットを書面でもらう場合、クレームチャートまで作ってもらうか、もコストに関係します。まず口頭鑑定をお願いし、結果がよければ、鑑定書としてクレームチャートだけ追加で作ってもらう、というのもアリです。最初から鑑定書を書面でもらう予定なら、クレームチャート込みか否かも確認しておきましょう。
非侵害鑑定書の場合、対象特許の情報に加えて、対象製品の情報を弁護士事務所に出してあげないといけません。対象製品の数や出す資料の量などでもコストがかなり変わると思います。対象製品が複数の機能を持つ場合、絞れるなら「対象製品のこの機能が、この特許の第○請求項を侵害するか鑑定して欲しい場合、いくらかかるか」というところまで絞るとコストダウンにつながります。アウトプットの形状(口頭、書面など)についてのポイントは無効鑑定と共通です。

たかが見積もり、されど見積もり。こうしてみると、色々抑えるポイントがあるんだなー、とあらためて思います。お客様からコスト見積もりにあたってどういうご指示があるか、によって、事務所側も「このお客様はよく分かってるな」とか分かっちゃいます。もし鑑定書等の依頼が初めて、という場合は「初めて鑑定書をとりたくて、コスト見積もりが欲しいのだけど」という風に相談してみるのがいいかもしれません。上記のようなことをきっちり説明してくれる事務所だと信頼していいと思います。そういう説明も無しに「ああ、いくらでできるよ!」というような事務所はちょっと怪しいかも!?

長くなっちゃたので特許権行使の見積もりの話はまた今度♪
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by suziefjp | 2014-02-08 05:29 | 知的財産権 | Comments(0)
ブログを4年間お休みしている間に、愛するシカゴからニューヨークに引っ越しました。やっぱり人口密度高いですよねー、ニューヨーク。あんまり人の多いのは苦手なんで、シカゴがちょうど良かったんだがなー(涙)。

今年のニューヨークは普段のシカゴなみに寒くて雪がふりまくってます。(とーぜん、シカゴは普段の冬よりもっとひどい。)と、そんなある日、ダンナが「。。。久しぶりにフグ食べたいねー。」そういえば、日本に昔一緒に行ったときに食べて以来、4年くらい食べてないかも。と、いうことで、シカゴにはなくてもニューヨークにならフグがあるんじゃないか、ということで探してみたら、やっぱりあるんですな、これが。その名もレストラン「日本」!

アメリカでフグを日本から輸入できるのはここだけだそうで、早速行ってみました。フグコース(前菜小鉢2つ、てっさ、フグ唐揚、てっちり、雑炊、のコース)は、なんとお一人様240ドル!!もうここから先数ヶ月は白湯で過ごすことを心に誓って、夫婦で一大贅沢でございます。

こまめにマネージャーさんや料理長さんがお話しに来てくださったので、楽しかったです♪ マネージャーさんがまたお上手で、ウチのダンナに「ヒレ酒もありますよ?」「ああっ!それは飲まないといけないですよね!?」。。。そうか、飲まないといけないのか。君だけ白湯期間1週間延長(笑)。b0149998_4431546.jpgそれにしても、出てくるお料理はまさに日本で食べるフグです。見よ、この美しいてっさ!!てっさ、ってこう、よく、ガガガガッ!と、一気にたくさんお箸でとって食べちゃうのが醍醐味なのだと思うのですけど、貴重品、NY、大贅沢、多分もう次はないかも、ということでつい1枚ずつ食べてしまう自分が悲しい。。。湯引きした皮もぷりぷりで、お肌のシワも伸びようってなもんですよ(伸びないけど~~。)

お店によると、アメリカ食品医薬局(FDA)と長年の交渉の末、唯一、こちらのお店が日本からトラフグを輸入するライセンスを得たのだそうです。輸入の条件はかなり厳しくて、まず、下関で下関市役所?の職員の方が立会いのもと、フグをきれいにし、毒がはいっていない部分だけをNYに輸出するのだそうです。で、それがNYについたら、またこちらでFDAの職員がチェックして、で、確かに内臓とか毒が入ってる部分はないことを確認する、という条件で輸入許可がおりたそうです。そういえば昔、刑事コロンボでシェフさんがフグの毒をワインに入れて殺人する、ってな話がありましたね。

まあそれだけ時間がかかるので、冷凍とか真空パックとか、フグが痛まないようにしてこちらに運んでるのだと思いますけど、それですごい味が落ちてる~~、とかそういうのは全然感じませんでしたよ。b0149998_4441414.jpg値段のせいですでに頭が麻痺してたかもしれませんけど、おいしくておいしくて。。。見よ、この鍋に投入される山盛りフグを!二人で食べきれないくらい、たっぷりフグが入ってました。骨の隙間に入ってる身もがっつり食べて、そしてそして、もう最後の雑炊のおいしいこと、あったまることったら。。。。♪ 幸せ~~~!

ちなみにこのお店、「バイヤーズ・アソシエーション」を構築していて、他のレストランにもフグをおろしているのだそうです。たまに、NYでフグ料理が50~60ドルくらいで食べられる!というお店もあるらしいのですが、それはこちらのお店から購入しているトラフグではなく、全く別のフグでボストンとかで毒のない小さいフグがとれるんだそうです。それを「フグ料理」と出している日本料理店もNYにはあるそうで、お店の方曰く、「食べたらすぐ分かりますよ。」と。一度ぜひ、「芸能人格付けチェック」でボストンフグ対下関トラフグを試してもらいたいワタクシでございます(笑)。

ちょっと風邪気味でしたが決行した一大贅沢、フグコース。雑炊が終わる頃にはもう幸せで風邪なぞ忘れてしまいましたよ~~♪次の日、お財布から出てきたクレジットカードの領収書見てちょっと倒れそうになりましたけど、まあ、たまにはいいです!今日も元気だ、白湯がうまい!
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by suziefjp | 2014-02-04 04:53 | NYグルメ | Comments(1)

知的財産権のお話を中心に、たべもののこと、アメリカのこと、いろいろお話ししていきますね♪


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