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米国知的財産権日記

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カテゴリ:アメリカ生活( 20 )

ども。日本は初のシルバーウィークが終わった頃ですな。日本は祝日が多くていいなー(涙)。

ところで!このブログでも知財といえばどうしても特許の話をしがちなのですが、たまには特許以外の話もどうでしょう?ハウス食品がアメリカの超有名ダイエット食品「ニュートリシステム」のライセンスを受けて日本で通販専門で販売する、というニュースを見ました:
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909180011a.nwc

へーへーへーへー!!ニュートリシステムはアメリカでは超メジャーです。やせたいけど運動もしたくないし、めんどくさいのはダメ、という人はコレです。要は、1日3食分のメニューをニュートリシステムが準備してくれて、あなたの玄関までお届けします♪みたいな。あとは食べるだけ。もちろんすんごい効果が出た例を選んでると思いますが、ビフォー・アフターの写真なんて結構衝撃的。みんな平気で50キロとか痩せてますからねー(てゆーか、そんだけ痩せる幅があるの元のサイズって、どーなんだ?)

ハウス食品は日本でのメタボシンドロームなどの対策として導入されたようです。アメリカでは皆さんご存知のとおり、肥満は深刻な問題で、死因の1位が心臓病。これは体重が重すぎて心臓に負担がかかりすぎるから、とか。かつて、私が電動車椅子市場の分析をしたときも、アメリカの市場で一番大事なことはdurability (耐久性)なんですね。電動車椅子の大きな市場が太りすぎて自分で動けなくなった人、というのがあるからだとおもいます。

ハウス食品のプレスリリース、日本人向けに調整されたメニューをみると、同じニュートリシステムでライセンスを受けたもの、と言っても、かなり様子が違います。アメリカではニュートリシステムだとハンバーガーも食べられるよ、デザートだって大丈夫、こんなチョコレートケーキを食べてもやせちゃうの~~~、みたいな感じですが、日本版メニューは、メニューからしてなんだか健康的な感じ。コマーシャルも黒木瞳さん起用だとか。アメリカには芸能人でもすんげー太っちゃう人がたっくさんいるので「あたしもこれで痩せたのよ!」みたいな感じでやってます。(そして、それで痩せてもまたリバウンドですげー太ったよ!というのが芸能ニュースで出るところがまたアメリカっぽい・・・。)

以前、ニュートリシステムのCMを見てて、「えーラクチンに痩せられそうだなー、やりたーい」と、言ったら、ウチのに「でもさー、そもそも今食べてる量より増えちゃうかもしれないよ?すごい太ってる人にとっては少ない食事でも、今、君が食べている量よりは多いかもよ?」うっ!確かに。。。昨日の晩御飯はまるで朝ごはんのような、納豆とひじきと鮭の塩焼きと玄米ゴハンだったもんね。。。ううむ、でんじゃらす。

こういうのはもちろんレシピとか根っこの技術もライセンスを受けていると思うんですが、トレードマークライセンスだと、ブツの同一性が大事ですよね。「食べてもやせる」というところがマークの真髄だったらレシピは日本人向けになっても大丈夫なのかしらん。

余談ですが、スタバもしっかりブランド、トレードマークがありますからドコのお店にいっても雰囲気も同じだし、メニューも同じ。ただーし!アメリカのスタバで日本人の方がグリーン・ティー・フラペチーノを召し上がるのはお薦めできません・・・。日本の抹茶フラペチーノとは明らかに別物ですっ!アメリカのグリーン・ティー・フラペチーノは、昔のお誕生日ケーキについてた「お誕生日おめでとう」部分の、正直あまりおいしくないホワイトチョコレートのプレートみたいな味がする。。。ご興味ある方はぜひお試しあれ。
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by suziefjp | 2009-09-25 00:45 | アメリカ生活 | Comments(2)

「ぷるあっつ」って?

夜にぽこぽこスーパーまでお散歩に行くのは結構楽しかったりします。
b0149998_124684.jpg昨日も家でカクテルを作るためにレモンを買おう!と、ぽこぽこと夜スーパーへお散歩し、レモン以外も見ていると、「キワノ」というなんだかおもしろそうな果物が。。。これはウチのも食べたことがない、ということで、チャレンジとして買ってみる。ついでに小さいパイナップルもかわいいので買ってみる。さらについでに小さいバナナもかわいいので買ってみる(笑)。小さいパインは日本では「スナック・パイン」というんですかね?これは普通に「Baby Pinapple」という名前で売ってました。

b0149998_12491035.jpgすっかり果物で盛り上がっていると、ウチのが「ぷるあっつが食べたい!ぷるあっつも買おう。」と。英語ではPluotsと書いてました。「ぷるあっつって何?」って聞くと、「PlumとApricotsをかけあわせて、Pluots。」おー、それは分かりやすい!!見た感じはとてもプラムです。たくさん種類があるようで、とりあえず、1種類ずつ買ってみる(笑)。このスーパーは別にすごい高級スーパーじゃなくてフツーのスーパーです。Pluotsって、フツーに売ってるんですね。

食べてみると結構すっぱくて、やはりプラムの性質がとても強いみたいです。へー、でもおもしろい。調べてみるとPluotsというのは実はトレードマークとして登録されていました!かろうじて知財ネタですかね!?ご興味ある方はウィキでどうぞ!
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by suziefjp | 2009-08-09 12:53 | アメリカ生活 | Comments(0)

Change!

すでにオバマの大統領選から使い古された感のある「Change!」ですが、昨日、自分の身近なところでChange!を実践してる場面に出くわしました。

昨日は「久しぶりにちゃんとデートしよう!」というコンセプトでウチのが予約してくれたシカゴでも1、2を争うフレンチレストラン「Les Nomades」にドレスアップして行ってみました。お料理の写真とかもとりたかったんですが、メニューにばっちり「店内での携帯、カメラ等の使用はご遠慮ください」とあったのであきらめました(涙)。ウチののお財布が心配ですがシャンパン、ワイン、お料理、デザートとすべて申し分なくおいしかったです♪

でも、本題は実はLes Nomadesではなくて、かつて、このレストランの真向かいに日本スタイルのスナックというかバーの「Shino」があったのです。カラオケがあって、相手をしてくれる女の子がいて、ボトルキープが出来て(アメリカではボトルキープのシステムはありません)、チャージが結構高い。。。みたいな。ウチのが「シカゴには日本スタイルのバーってないのかな?」と探してみて見つけたのがこのバーだったのです。1年ほど前、ちょこちょこ行ったんですが、マジで高い(笑)。ターゲットの客層が駐在日本人、出張で来る日本人、という感じで、実際、日本人と一緒じゃないアメリカ人客が入っているのを見たことがありませんでした。

昨日、Les Nomadesに行ったら、Shinoがなくなって、Murasakiになっていたのです!お店の外にはSakeのテイスティングメニューなどがはってあります。明らかにこれはアメリカ人客もターゲットにしている!ウチのと入ってみたところ、たくさんのアメリカ人客でにぎわっていました。オーナーも変ったのかな?と思っていたら、しのママは健在!「あら~~、久しぶりー!!」と相変わらずパワフルかつキレイです。

「お店変えたのよ~~。紫式部からとって、「紫」。日本酒や焼酎もすごく充実してるし、キッチンもいれて枝豆とか手巻き寿司とかたこ焼きとかちょっとした料理も出せるようになったから~~。」と。すごく変りましたねー、という話をしてると、しのママが「もうね、変えなきゃやっていけないの。もう日本人は来ない!だからアメリカ人向けにお店を変えなきゃいけないの!」これは事実で、シカゴだけではなく、不況のためにサンフランシスコでもニューヨークでも日本人駐在員の急遽帰国がかなり進んでいます。シカゴでは日本人駐在員の方の多くがダウンタウンではなく、アーリントン・ハイツという場所に住むのですが、そこでは駐在員帰国ラッシュで日本人学校の生徒数が半分くらいになり、先生たちの雇用の維持が難しくなった、という話を聞きました。友人がご主人の駐在でドイツに住んでましたが、ドイツでも同じように駐在員帰国ラッシュでドイツから日本行き飛行機がもう帰国する人達でいっぱいだ、というのを今年の春聞きました。彼女もこの夏に帰国。帰国だけではなく、不況と新型インフルで出張者も激減。

この現実に際して「この不況が終われば日本人が戻ってくるだろう。息を潜めて待っていよう。。。」ではなく、いち早くアクションを起こしたしのママはとても勇気があるビジネスマンだと思います。Changeには勇気が必要です。やろうかな、と、思っても、いや待てよ、いつかこの状況が好転したらまたうまくいくんじゃないの、じゃあ今リスクとらないほうがいいんじゃないの?という方向に考えたほうがラクだから、ついそっちに流れてしまいます。しかし速攻、違う方向に舵を切ったしのママ、彼女はきっと何があっても生き残るだろう!という強さを感じます。しのママは笑いながら「お酒もカクテルとか新しいのを考えたの。彼が今、私のビジネスパートナーで、彼が色んなカクテル考えて、私とかがおもしろがってそれに名前付けるの。」とカウンターの中でお酒を作ってる人を紹介してくれました。以前はしのママが100%オーナーだったのではないかと思います。でもお酒の値段をある程度おさえて、幅広くアメリカ人のお客さんに入ってもらうには、ということでビジネスモデル自体、かなり変更したようです。インターネットでダウンロードできるクーポンの会社とも契約して(グルポンというそうですが)グループ客向けのディスカウントも提供するようにした、とのこと。

いやー、勉強になります。。。何よりも、変化の必要性を感じて、それを実践した勇気がすばらしい。変化が必要じゃないときに無理に変化する必要は無いですが、必要性を感じつつ、何も出来ないこと、しないことのほうが多い事実を考えれば、しのママは立派だなー・・・。私もついついラクな方を選んじゃったり、「いつか(自分の力じゃない何かが起こって)うまくいくんじゃないかしら?!」と待ってみて、手遅れになったり、、ということもあったりするので、しのママのお話はとても刺激になりました。

もしシカゴにいらっしゃる機会があれば、「Murasaki」をのぞてい見てくださいね!ポカリスエットとジン、グレープフルーツで作るカクテル「ポカティーニ」はおいしかったですよ!昨日はウチのが「湯布院」という焼酎をロックで、私はこのポカティーニを飲んで二人で28ドルでした。ほんとにチャージとか無くして普通のバーのお値段になってました。がんばれ、しのママ!!ママの決断力、実行力そしてそれを支える強さに脱帽&乾杯です♪
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by suziefjp | 2009-07-27 13:03 | アメリカ生活 | Comments(0)
アメリカではもうすぐ赤ちゃんが生まれるお母さんのためにベイビー・シャワーというイベントをします。そこで赤ちゃん用のギフトなんかがお披露目されるような感じです。このためにおもちゃやさんとかにレジストリという形で「こういうのが欲しいの♪」と、お父さんとお母さんが登録をして、それを友達や親戚に伝えておけば、そのレジストリ・リストを見てみんなプレゼントを選ぶ、と。欲しいものをもらうには効率の良いシステムです。

さて、ウチの人のギターの先生の家でベイビー・シャワーのイベントが行われる、ということで、先生の奥さんがウチのに「お菓子持ってきて♪」と頼みました。ちなみにベイビー・シャワーの主役のお母さんはウチの人がぜんっぜん知らない人です(笑)。奥さんは、ウチのが料理学校を出て数年間シェフとして働いていたことをご存知で、「あなたは出席しなくてもいいけど、おいしいブツ持ってきてよ~~。」みたいなノリでしょうか。

「って、頼まれちゃったー。カップケーキはどお?たくさん焼いて練習できるよ??」というウチののささやきにまんまとハマり、ノリノリで作った32個!
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カップケーキはイベントにあわせて色々調整できるのでほんっとに楽しいです♪今回は生地はバニラとチョコレートとイエローの3種類。クリームは単純にすべてスイスメレンゲ・バタークリームです。食べるのは全員アメリカ人ということで気にせずfood coloringもしちゃう~~~。ピンクとターコイズ・ブルーのcoloring gelでクリームに色つけちゃいました。日本では受け入れられない色のクリームでしょうか。。。これでもアメリカ基準ではおとなしい色かも!?

b0149998_1295421.jpgそして極めつけはフォンダンで赤ちゃんの靴作り♪フォンダンもgelで色つけて、ピンクと青の靴を作ります。ウチのに「生まれてくる赤ちゃんは男の子?女の子?」と聞いたら「・・・知らない。」というので、ピンクと青の両方にしました。お砂糖のパールで飾ると、まあ、可愛いったらありゃしないっ!もうこういうチマチマした作業は大好きです。竹串で靴の模様に点々・・・としてると時間忘れます。黙々と靴を作っていると、ウチのが「・・・何足作るの?」と。いやあ、もうこんだけ集中できるなら50足はイケますぜ!という感じです。

b0149998_12103392.jpg靴の大きさは1.5センチくらい。こういう細かい作業をしていると、う~ん、あたしって日本人だよねぇ、と、妙な一般化をしてしまいます。それにしても我ながら上出来~~。ウチのも「エバ(ギターの先生の奥さんの名前です)にとって、これは絶対the best ever free cupcakeだよね!」と、喜んで持っていってくれたので一段落。帰って来たウチのによると、ケーキを届けて、そしたらギターの先生に「テントたてるの手伝って」といわれてテントをたてる肉体労働をしてきた、とのこと。君、ほとんど住み込み弟子のように使われているね・・・・。そして土用の丑の日だもんねぇ、ということで夜は二人でうなぎを食べて無事週末が終わったのでした♪
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by suziefjp | 2009-07-20 12:18 | アメリカ生活 | Comments(0)
昨日仕事から帰ったらニュースではマイケル・ジャクソンのメモリアルをたくさんやってました。ここのところ、CNNも「君達、報道専門局じゃなかったの?」というくらいマイケル・ジャクソン色。E!という芸能報道番組と勘違いしてしまいます。。。これだけ色々なところで見せられるとあらためて、すごい人だったんだなー、と思います。最近は借金の話がよく出てましたが、彼が持ってるビートルズの版権の価値が10億ドルですから、それで軽く借金なんてチャラです、チャラ。

この版権の話は日本でもかなり報道されているようですが、マイケル・ジャクソンが実は特許も持ってた(切れちゃってますけど)ことは意外と日本では知られていないようです。彼の特許はUSP5,255,452で、発明の名称は「Method and means for creating anti-gravity illusion」。マイケル・ジャクソンのビデオとか結構ご存知の方ならこの名称でピンと来たのでは!?はい、これ、Smooth Criminalのビデオで彼が他のダンサーと一緒にものすごーく前傾するのに倒れない、という振り付けの部分に使われている特許です。

ちゃんと中身を読んでませんが(おいおい。。。)靴に仕掛けがあるんですね。舞台とペグか何かで靴が固定されるようになってて、ああいう振り付けができる、と。少なくとも、この特許が生きていた間は同じ方法でこの前傾姿勢をとることはアメリカではできなかったんですね。やったとしたら、マイケル・ジャクソンは「俺の特許侵害したなー!」とクレームできました。御興味ある方は特許見てみてくださいね。発明者としてマイケル・ジャクソンと他2人の方のお名前が掲載されてます。

私もまだ若かりし頃、あの踊りをみて「すげーーーっ!」と思ったことを今でも覚えています。ああいうものを「マイケル・ジャクソンしかできない踊り」として保護するためにこの特許は必要だったんだと思います。特許ですが、彼にとってはマイケル・ジャクソンというブランドを守るために特許という方法を選らんだのかもしれません。もちろん彼のまわりのブレインが「これは特許にしておこう!」とアドバイスしたのかもしれませんけれど、それにしても特許の排他性が正しく理解されてて、かつ、効果的な戦略だと思いませんか!?ほんとに、すごい人だなー。
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by suziefjp | 2009-07-08 23:34 | アメリカ生活 | Comments(0)

独立記念日ドーナツ

この週末は独立記念日です。7月4日は土曜日ですが、大体の会社が7月3日の金曜日から3連休のようです。ウチの会社でも7月2日の木曜日の午後から早々と帰る人がちらほら出始めてました。

じゃーん、ダンキン・ドーナツがまたもやってくれます、独立記念日スプリンクルドーナツ。
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また太ると思いながらつい食べちゃう。きっとこの週末はウチのアパートの中庭のバーベキュースペースにたくさん人が出るんだろうなあ。そして花火もあります。でもすでにニュースでやってましたが今年はお金がなくて花火をやらない自治体も結構あるそうです。おー、不況の現実。

食べ物の話に戻ると、以前、ダンキンのセント・パトリック・デーの緑のドーナツを掲載したこともあります。ハロウィンの季節にはまたそういうスプリンクルのドーナツがでます。私の大好きなカップケーキも「スペシャル・カップケーキ」という形で、独立記念日にはイチゴやラズベリー、ブルーベリーとかブラックベリーとバニラクリームで赤、青、白のトッピングになるし、セント・パトリックにもアイリッシュ・リカーをクリームにいれてクローバーかざってスペシャルにしたり。ベースのお菓子のアレンジでイベントにあわせる、って感じなんですね。日本だとそのイベントに食べるお菓子はコレ!って決まってることが結構あるように思います。こどもの日は柏餅、十五夜は月見団子、お雛様はひなあられ、とか。宗教によっても違うのかと思いますけど、そういうのがあるケースはアメリカはあんまりないのかも。感謝祭の七面鳥くらいかな???

ま、おいしけりゃなんでもいいんですけどね♪
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by suziefjp | 2009-07-04 00:59 | アメリカ生活 | Comments(0)

交渉術を考える

まだまだ気温は薄ら寒いんですけどね、お日様がちゃんと出る日が増えてきてうれしい限りです。これでもうちょっと暖かくなってくれたらもっといいんだけど。。。(涙)b0149998_8203051.jpg今日はちょっと交渉術について考えます。これはロースクールでもやりましたし、普段のお仕事でもよくありますが、じゃあ、私が交渉がうまいか、っていうと、ずえったい違います(笑)。いや、笑ってる場合じゃない。上手な人はホントに上手ですよねー。ウチの人なんかもうまいですが、交渉といっても色々なタイプがあるようです。

交渉って、どうも勘違いしちゃうと「アグレッシブなのがいい」みたいに思われることもあるみたいです。特に日本の方とかは「アメリカらしいアグレッシブな交渉が日本人はなかなかできない」と悩む方も多いようですが、確かにアグレッシブな人もいますが、そういう人が交渉上手、といわれてるかというと案外そうじゃないと思います。もちろん、知財の世界でおんなじヤツが色んな技術で毎回訴えてくると、いい加減和解交渉といっても険悪な雰囲気になることもあります。えーかげんにせい!と。でも、そういうケースを除くと、本当に交渉が上手な人って、交渉が終わったと、相手とちゃんと仲良くなってる、、、というか、相手からある程度の尊敬を勝ち取っているような気がします。

そういう人って、なんか引きだしが多いんですよ。相手との共通点とか、そういうのをうまく見つけて、その話をしながら場をなごませて、相手にも気分よくいい条件を出してもらう、というんでしょうか。例えばウチの人が大量にシュー・ツリーを靴屋さんで買ったとき。一気に7足分くらいのシュー・ツリーを買ったのですが、お店のレジに7足分のシュー・ツリーを置き、「これだけいっぺんに買ったらディスカウントしてくれる?」と、ダイレクトに聞き始めると、店のおじさんはなんだか無言。しらねーよ、そんなの。という雰囲気からスタートしました。で、ウチのが「あ、ところでさ、ここのメーカーって昔、サメの皮の靴作ってたよね?たしか専用の飼育場持って。あれはステキな靴だったよねー。まだやってるの?」と聞いたところ、おじさんの目の色が変りました。「お!あの靴、覚えてるんだ!?あれはいい靴だったよ。でももう辞めちゃったんだよ。残念だよ・・・。」「ほんとに?もったいないなあ。。。サイズ10.5とか、残ってないかな。あの靴、欲しかったんだよなあ。」「10.5か。ちょっと見てみようか。待っててくれ。」おじさん、奥に消える。しばらくして「やっぱりもう変なサイズしか残ってないよ。8とか。8じゃあ君の足は絶対無理だな。」「そうかー。ああいういい靴が職人さんが減ったとか色々な理由でできなくなっていくのは寂しいね。」「ほんとにそうだよ・・・。おっと、シュー・ツリーだったね。じゃあ、15ドルディスカウントでいいかい?」「ありがとう!悪いね。また来るよ!」

ほーーーー。最初は「まけろ?はあ?!」みたいなおじさんの態度が「なんだ、コイツ話わかるじゃん!」と思わせたところでスーパー軟化。魔法のようにおじさんがフレンドリーになったのでびっくり。ウチのいわく、「本当に靴に興味があるお客さんとかが来ることが少ないからおじさん、さみしいんだよ。久しぶりに靴フェチ(笑)の客が来たから喜んでくれたんじゃないかな。」と。なーるほど。。。。

別の時には某投資家が会社に来たとき。この投資家の趣味はギターだったそうな。ウチの人がこの投資家の対応をしているマネジング・ディレクターから「君はギターが趣味だったよね」と言われて、この投資家が来たときに挨拶をしてギターの話で盛り上がったそうです。するとこの投資家もとても喜んで話し込み、ついでにウチのから会社の状況の話を聞き、投資する価値があるかどうか、君の意見も聞きたいよ、ということを言ったらしい。

そういうのを聞いてると、引きだしの多さって大事だなー、と思います。私は残念ながら、あんまり趣味とかちゃんと考えてこなかったから、こういう意味での引き出しはとても少ないんですね。振り返ってみると、たくさんの時間を無駄にしちゃったような気がします。こんなところで差が出るとは。。。。交渉って、相手にも気分よく譲歩してもらうのが鍵なんだと思います。それをするには、仕事レベルだけじゃなくて、もう少し、お互い人間として分かりあうとスムーズに行くのかなあ、と思ったり。人間、引きだしの多さってすごい重要ですねー。うああああ、もう少しちゃんといろんなことしておけば良かったなあ・・・(涙)。日本人が交渉ベタ、といわれるのはもちろん言葉の問題もあるかもしれませんが、こういう引きだしの数も問題なのかもしれません。自分も含めて、反省。。。。
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by suziefjp | 2009-06-08 08:41 | アメリカ生活 | Comments(0)

サロンコンサート♪

シカゴもようやく良いお天気の週末です。平日も少し暖かくなってきましたが、雷雨が多いんですよねぇ。天気予報では今週半ばには華氏80度とかになるみたいで、ちょっとうれしいです♪

この日曜日はウチの人のギターの先生の家で、先生の友人のイタリア人クラシックギタリストがコンサートをする、ということで行ってみました。先生はJack Cecchiniという方で、ウチのが大好きなジャズ・ギタリスト、Joe Passのお友達だった人です。もともと、Jack先生のレッスンを受け始めたのは、ウチのがずっと欲しがってたBenedettoのギターを買ったところにさかのぼります。Benedettoのギターは日本でも「ウルルン滞在記」で山本耕史さんがギター作りを習いにいった、ってのをやってたかと思います。で、ここのウェブサイトをこまめにチェックしていたウチのが、むちゃくちゃ欲しい!と思うギターが「New!」というので出たのを見て、Benedetto社に電話。Benedettoは量産なしの手作りで、とにかく値段だけでも知りたい!ということで「これ、いくらで売るの?いつから売るの?」と聞いたところ、「えーと、ちょっと待って。ボーブッ、ウェブサイトの新しいギターはいくら?」と、いきなり製作者本人のRobert Benedettoさんとお話することになり。。。この辺がアメリカっぽい(笑)。

それで購入したわけですが、その時にシカゴでジャズ・ギターの勉強をしているという話をしたときにベネデットさんが紹介してくれたのがジャック先生だったのです。ベネデットさんの紹介で早速ジャック先生のところに行ってみた日は、帰ってきてから「すごい!Joe Passの親友だった!Joe Passが死んだときに棺を持った人だった!」とか、そりゃあもう大騒ぎ。そして、初めての宿題は「電話番号帳にある電話番号をとりあえずたくさん弾く」というものでした。私は全然わかりませんが、ジャズって、例えば電話番号が312-123-4567とかなってると、その数字で弾けるんですか?(ほんとにわかんない。。。)で、それで数字を見たらすぐ弾けるように、というのを練習してました。ずっとやってたので、シカゴの市外局番312の音は覚えてしまった。だから市外局番は飛ばして練習するようお願いしました(笑)。

で、そのジャック先生のお友達のイタリア人はAldo Minella氏。御年70歳。白髪の紳士でした。Minella氏はこの世界では有名な人ということで、せっかくだからジャック先生が自宅で椅子を並べてのサロンコンサートを生徒達、友達のために企画なさった、と。サロンコンサートって、なんかおシャレな感じがしてしまうのは私だけ!?リビングルームにずらーっと椅子が並べてあって、そこで1時間超、Minella氏のギターを堪能させていただきました。すごいなー、70歳。きっともう少し若いときはもっとバリバリだったのかもしれませんが、70歳の今だからこそ、の音もあるんだと思います。特に柔らかい音は本当に柔らかくてステキ。

コンサートの後は、先生の家の1階に移動してコーヒーとかクッキーをつまみながらそれぞれお話しする、という趣向でした。Minella氏は奥さんもご一緒で、「妻から「どうしてバケーションにいけないの?」とよく言われたんだけど、ギターはやっぱり毎日練習しないといけないからね」というお話があると、ウチのも「そうそう、ギターはほんとそうですよね!」・・・・誰に向かって言ってるんだろう?Minella氏?それとも、隣の私に「だから仕事してない時間、たくさんギターに使っても許してね」と言ってるのだろうか。ウチのが「ギターを仕事にしたい!」といったときは、さすがにMinella氏は「そうなれるのはほんの一握りだけだからねー。」と冷静なコメント。ほー、あぶない、あぶない。

確かにそうなれるのは一握りで、「極める」と、いくつになっても、マエストロとして現役で活動できるのだろうなー、と思ったりもします。Minella氏はこれからも色々なところで弾くんだろうなあ。ジャック先生と同じように、教えるほうも大忙しらしいです。

ウチのは日本が大好きなので、日本に住むのもうれしい!と、言いますが、どういう先生に習えそうだ、とか、どういう人の演奏をナマで聞ける、とか、そういうのを考えるとアメリカのほうが環境は良いように思います。それにしても、やっぱり何度聞いても一番ビックリするのは、ギターの値段を聞きに電話したら本人が電話に出てきたBenedettoさんですけどね。フットワーク、かるすぎ!?でもそのとき、結局本人から、「値段はわかんないから奥さんに聞いて」と言われたらしいですが(笑)。それで値段以外の話で盛り上がってジャック先生を教えてもらったんだから、まあ、結果オーライでしょう!
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by suziefjp | 2009-05-19 04:18 | アメリカ生活 | Comments(0)
ガールスカウト・クッキーの季節です♪これは、アメリカに住んだことがある方なら大体ご存知かもしれないですね。まさに、ガールスカウト活動の一環として行われるクッキー販売です。これはアメリカでは超メジャーで、大体、職場で娘がガールスカウトに入ってる人とかが娘を連れてきて、同僚から注文をとるんです。

b0149998_12443118.jpg今年はうちの会社では4歳になった社長の娘が「買って♪」と、回ってきました。この子、ほんとにお人形のようにかわいいんです。。。ああ、抗えない。ま、もともと抗う気はありません。だって、ガールスカウト・クッキー、大好きなんだもん。ある同僚は、「社長の娘は反則やろー!?イヤって言えない!誰が一番お金持ってる、って、社長なんだから、社長が100箱くらい買って、従業員に配ろうよ?!」と、言ってました(笑)。真理かも。

ガールスカウト・クッキーは多分、全部で7、8種類あるのかも。でも私はいつも自分の好きなのしか頼まないので実はよく知らない。
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私の好きなのは写真にもある3つで、紫の箱が「Samoas」、赤いのが「Tagalongs」、そして緑が「Thin Mints」です。Samoasはココナツ味、Tagalongsはピーナツバター、Thin Mintsはその名のとおり、ミント味のクッキーです。周りを見回すと、みんなが好きみたいで、大体、みんなこの3種類くらいを買ってます。一つ4ドル。箱の横にはこんな記載があります:The Girl Scount Cookie Program promotes financial skills such as goal settings, decision-making, customer service and money management. (ガールスカウト・クッキー・プログラムは目標設定、意思決定、顧客サービス、金銭管理といったファイナンス・スキルを促進するものです。)。。。。ほほー。こんなに小さなときからファイナンス・スキルを育てるのだ!じゃあ、一体、今の財政危機はなぜ起こったんだ!?AIGが身の程も考えずに巨額のボーナスを出してオバマ大統領の逆鱗に触れているのは一体!?と、思ったりもしますが、アゲアシ取りはいけませんね。やめておきましょう。とりあえず、おいしいからいーじゃん♪

私は日本でガールスカウトに入ってませんでしたが、日本でもこういうのはあるのかな?もし、みなさんアメリカに住まれる機会があれば、近所の子とか職場で回ってきますから、ぜひご賞味ください♪ほんとにおいしー。
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by suziefjp | 2009-03-18 13:01 | アメリカ生活 | Comments(0)
この週末は、アメリカではセント・パトリック・デイの週末です。セント・パトリック・デイはアイルランド人の人達の記念日?祭日?なのか、よく分かりませんが、アメリカではかなり大きなイベントです。朝から緑の服とか緑の帽子とか、緑のフェイスペインティングとか、明らかにお祭り騒ぎに臨む人達が町中にあふれて、アイリッシュ・パブは朝から大賑わい。まあ、朝から、昼間から、飲む飲む!

アイルランド系アメリカ人の友人が「週末は飲む?パーティーの予定は?」と、聞くので、「あのさー、セント・パトリック・デイってさー、みんなすごい飲むじゃん?結局、何の日なの?」「・・・・I don't know!」。。。えっ?そうなの?知らないの?「とにかくさ、アイルランドの日ということで、なぜかアイルランド系ってすごい酒を飲むってイメージがあるらしいからさ、とにかく、朝から飲めばいいんだよ♪」そんな安易なんですかい!?

b0149998_12115612.jpgアイルランド系に限らず、セントパトリックはユダヤ系、インド系、もうみんな緑のものを身につけてます。ダンキンドーナツもこの時期はこんなドーナツを売ります。緑のほうは、いかにも緑でよく分かりますが、チョコレートのほうは、さりげなく、クローバー型の緑色のふりかけチョコレートが使用されているのです。これ、かわいくて好きー♪それにしても、こういうスーパー不健康な色の食べ物って日本では絶対売れませんよね。初めてユナイテッド航空に乗ったときデザートが、まっピンクのチョコレートケーキで衝撃を受け、一口も食べなかったのが昨日のことのようです。もう今や、こんな緑でも食べちゃうもんね。

そしてシカゴでセント・パトリックの週末といえば、川を緑に染めちゃうのです!b0149998_12173184.jpgええっ、環境問題は!?ですが、アメリカ人は気にしない!なんといっても、ゴミの分別だってしない国だ!シカゴで雪が積もればガンガン積もった雪にタバコの吸殻捨てちゃう人達だ!(雪がとけたときの吸殻の山といったら・・・・。)洗うのが面倒だから、と、使い捨ての紙皿やプラスチック皿、カップは今でも大人気だ!なので、染めちゃっていいんです(笑)。ウチの人に「ねーねー、これさ、魚とか大丈夫なの?」と、聞いたら、「あの川で生きていけるモノはもはや存在しないと思うから、別にいいんじゃないの?」・・・それはそれで怖い。日本ではカーネル・サンダースが道頓堀川から引き揚げられましたが、シカゴ・リバーだったら、カーネル溶けてたかもしれない・・・?

余談ですが、シカゴの新聞、「シカゴ・サン・タイムズ」で、日本のカーネル引き揚げの写真が一面に登場(笑)。シカゴの地元球団、カブスも「ビリー・ゴートの呪い」、とか言ってずっと勝てないでいます。私は野球ファンではないのでよく知りませんが、カブスファンのバーの店主がいつもヤギをつれて観戦していたところ、あるワールドシリーズで球場側がヤギとの入場を断り、そのバーの店主が「二度とここでワールドシリーズは開かれないだろう」みたいなことを言って以来、ほんとにカブスがワールドシリーズにいけない、というのが呪いの内容だとか。今回、大阪で引き揚げられたカーネルのことを知ったKFC米国本社が、カブスに呪いを解くためにこのカーネルを入手しては?と、進言したそうで、シカゴ・サン・タイムズ一面写真の下の文句は「カブスの呪いも解けるのか!?」・・・・道頓堀川のカーネルで、カブスの呪いは解けたら、それはそれですごい。ちなみに、シカゴと大阪は姉妹都市です♪
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by suziefjp | 2009-03-15 12:33 | アメリカ生活 | Comments(0)

知的財産権のお話を中心に、たべもののこと、アメリカのこと、いろいろお話ししていきますね♪


by suziefjp