米国知的財産権日記

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マイケル・ジャクソンの特許

昨日仕事から帰ったらニュースではマイケル・ジャクソンのメモリアルをたくさんやってました。ここのところ、CNNも「君達、報道専門局じゃなかったの?」というくらいマイケル・ジャクソン色。E!という芸能報道番組と勘違いしてしまいます。。。これだけ色々なところで見せられるとあらためて、すごい人だったんだなー、と思います。最近は借金の話がよく出てましたが、彼が持ってるビートルズの版権の価値が10億ドルですから、それで軽く借金なんてチャラです、チャラ。

この版権の話は日本でもかなり報道されているようですが、マイケル・ジャクソンが実は特許も持ってた(切れちゃってますけど)ことは意外と日本では知られていないようです。彼の特許はUSP5,255,452で、発明の名称は「Method and means for creating anti-gravity illusion」。マイケル・ジャクソンのビデオとか結構ご存知の方ならこの名称でピンと来たのでは!?はい、これ、Smooth Criminalのビデオで彼が他のダンサーと一緒にものすごーく前傾するのに倒れない、という振り付けの部分に使われている特許です。

ちゃんと中身を読んでませんが(おいおい。。。)靴に仕掛けがあるんですね。舞台とペグか何かで靴が固定されるようになってて、ああいう振り付けができる、と。少なくとも、この特許が生きていた間は同じ方法でこの前傾姿勢をとることはアメリカではできなかったんですね。やったとしたら、マイケル・ジャクソンは「俺の特許侵害したなー!」とクレームできました。御興味ある方は特許見てみてくださいね。発明者としてマイケル・ジャクソンと他2人の方のお名前が掲載されてます。

私もまだ若かりし頃、あの踊りをみて「すげーーーっ!」と思ったことを今でも覚えています。ああいうものを「マイケル・ジャクソンしかできない踊り」として保護するためにこの特許は必要だったんだと思います。特許ですが、彼にとってはマイケル・ジャクソンというブランドを守るために特許という方法を選らんだのかもしれません。もちろん彼のまわりのブレインが「これは特許にしておこう!」とアドバイスしたのかもしれませんけれど、それにしても特許の排他性が正しく理解されてて、かつ、効果的な戦略だと思いませんか!?ほんとに、すごい人だなー。
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by suziefjp | 2009-07-08 23:34 | アメリカ生活 | Comments(0)

知的財産権のお話を中心に、たべもののこと、アメリカのこと、いろいろお話ししていきますね♪


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